当記事では、『ロングレンジキーワード』について解説します。

キーワードを寿命の長さで分けると、およそ3つの種類に大別されます。

  • ショートレンジキーワード
  • ミドルレンジキーワード
  • ロングレンジキーワード

それぞれアクセスの取れる需要のある期間が異なり得られる結果も全く異なるため、これらの特性を理解して戦略に応じて使い分けていくことが重要です。

今回解説するロングレンジキーワード戦略は、ブログをしっかりと土台から支えるためには必要なキーワード攻略法です。

ほったらかしでも稼いできてくれる自動販売機ブログを作りたいなら、このロングレンジキーワードをしっかりとマスターしていきましょう。

 

ロングレンジキーワードとは

ロングレンジキーワードとは、その需要の期間が非常に長いスパンで見込めるキーワードのことです。
その長さはおよそ1年以上継続する見込みがあるものや、ほぼ永続的に需要があると予測できるものもあります。

 

主な特徴は下記の3点。

  • トレンドに関係なく長期安定的なアクセスを回収する
  • アクセスの伸びは緩やかだか一定の水準まで上がると激減することがほとんどない
  • 必ずしもトレンドキーワードではない

つまり、およそ1年以上か半永久的に需要があると見込めれば『ロングレンジキーワード』になります。

例えば、芸能人などの人物キーワードで特に今後も活躍が見込めると、そのキーワードはロングレンジだということです。

また、『風邪』『猫』『炊飯器』『結婚式』といったような、季節感がなく1年中検索される可能性のあるキーワードもロングレンジキーワードとなります。

 

ロングレンジキーワードの検索ボリュームの推移はおおよそこのようなグラフを描きます。

ロングレンジキーワード

ロングレンジキーワード

 

このように1年中を通して検索され、長期に渡って検索需要があるものを『ロングレンジキーワード』と捉えていただいていいです。

そう考えると、ショートレンジやミドルレンジよりも扱える範囲は非常に広いですね。

ロングレンジキーワードのメリットとデメリット

メリット

長期安定的に見込めるアクセス

トレンドアフィリエイトというと、トレンド=話題となっているキーワードでアクセスを集めて収益を得るという手法からショートレンジの爆発ばかりに目が行きがちですが、毎日欠かさず50〜100PVほどでも集めてくれるロングレンジの記事も非常に大きな戦力になります。

例えば、あなたがショートレンジのトレンドキーワードで爆発させた記事があったとして、その記事1記事でその日10000PVのアクセスが取れたとしましょう。

確かにその日だけを見れば非常に大きなアクセスが取れるのですが、2,3日もするとアクセスが全く来なくなってしまうのがショートレンジの特徴です。

仮に、ロングレンジで1日100PV取れている記事があったとすると、この10000PVはおよそ3ヶ月で回収できるということになります。
また、ロングレンジであれば半年経過後も稼いできてくれるので、長い目でみるとショートレンジよりも収益性や労力対効果が非常に良いのです。

アクセスが一定水準で安定するということは、ブログ強化の土台となりなかなかアクセスが落ちないブログになります。
それにより収益額が一定額を下回ることがなくなるので、精神衛生上も良いですね(笑)

これはショートレンジやミドルレンジにはないロングレンジの大きな強みです。

ブログの資産化

長期安定的にアクセスが見込めるということは、これからも安定的に収益が見込める資産ブログになり得るということです。

トレンドキーワードで短期的なアクセスを狙うショートレンジだと、新しい記事を投入し続けなければ収益が落ち込んでしまいますが、ロングレンジ記事の場合、一度記事を仕込んでおけばその記事が半永久的にアクセスをとってきてくれるので、記事作成の奴隷と化すことはありません。

ロングレンジキーワードでしっかりと土台固めをしておくと、『ブログの資産化」というブログ運営における最も大きなうまみを享受することができるでしょう。

デメリット

ライバルが強い

ロングレンジキーワードは既存キーワードであることから、既にそれなりに強い多くのサイトが記事を上げているため、非常に競合が強く、記事を上げてもなかなか上位表示できないことが多いです。

ですので、弱者の戦い方としては、既存のロングレンジキーワードをメインキーワードで狙うのではなく、これからロングレンジ化しそうな新規キーワードを狙ったり、既存のロングレンジキーワードに新規の関連キーワードを組み合わせたりなどの工夫が必要になります。

 狙ったタイミングで爆発を起こすことは難しい

ロングレンジキーワードはショートレンジとは異なり爆発のタイミングを図るのが難しいです。

たとえば、トレンドアフィリエイトの未来予測でテレビネタから人物記事(ロングレンジキーワード)を取り上げたとしても、そのタイミング(番組放送中〜直後)で爆発を起こすことが難しく、しばらくたってから別のタイミングで爆発することもしばしばです。

REF:トレンドアフィリエイトの速報記事と未来予測記事
REF:トレンドアフィリエイトでテレビ欄からネタ&キーワード選定する方法

意図的に爆発を起こせないので、ブログの成長スピードも遅くなる傾向があります。

収益化に時間がかかる

こういった理由から、ロングレンジキーワードのみで記事を書いていっても、収益化までに時間がかかるため陽の目を見る前に途中で挫折してしまう実践者もみられます。

特に物販系のサイトや専門サイトなどであれば、ロングレンジキーワードでパワーサイト化していく必要がありますが、最初の数ヶ月は全くの無報酬でコツコツと積み上げていけるかどうかが問われます。

ただ、収益化に時間はかかっても、一度アクセスが取れるようになれば下がることはほとんどありません。
時間はかかっても、その後は自動販売機化してくれるという大きなメリットに預かれるので、最初にこのデメリットを取れるかどうかです。

ロングレンジキーワードもトレンドキーワードになる

さて、ここまでの話だとロングレンジキーワードはトレンド性がなくてトレンドアフィリエイトに向かないのでは、と思ったかもしれませんが、そんなことはありません。

ロングレンジキーワードもトレンドキーワード化して爆発を起こすこともしばしばあります。

 

例えば、こちらの例。

ロングレンジキーワード

 

これは『エコノミークラス症候群』というキーワードの検索ボリュームの推移ですが、2016年4月に爆発的な需要の伸びがあります。

『エコノミークラス症候群』というキーワード自体は長期にわたって検索されるロングレンジキーワードですが、2016年の4月にトレンドキーワード化し、このような大きな需要の伸びとなったのです。

こういった現象は、そのキーワードに関することで世間的に大きなニュースになったということがキッカケで起こります。
この例でいうと、2016年4月の熊本地震によって被災地の避難所で『エコノミークラス症候群』という症状を訴える人が次々と現れたことがニュースになりトレンドキーワード化したのです。

もし『エコノミークラス症候群』で記事を書いておけば、トレンドとなった時に大きなアクセスを見込めます。

つまりこれが、『ブログが勝手に爆発』の正体ですね。

ロングレンジキーワード

このように、ロングレンジキーワードは安定的なアクセスだけではなく、トレンドキーワード化して大きなアクセスを回収してくれる可能性もあるという非常に魅力的なレンジ戦略なのです。

ロングレンジキーワードの効果的な使い方

ブログが弱い時はニッチキーワードをメインキーワードにする

前述のとおり、ロングレンジキーワードは需要のある既存キーワードですでに強いライバルが上位表示を獲得しているため、弱小ブログが記事を上げていきなり上位表示されるのが難しいです。

もちろんブログが育って3〜4ヶ月もすれば、検索エンジンに再評価され徐々に上位表示されるようになってきますが、これではアクセスが集まらないのでブログが育つのに時間がかかってしまいますよね。

 

なので、あなたのサイトがまだ立ち上げたばかりの弱いサイトだった場合、こういった既存のキーワードを選ぶのではなく、ニッチなメインキーワードを選ぶようにした方が勝算があります。

例えば、芸能人であれば『桐谷美玲』ではなく『七海エリー』を取り上げるなど。

この例えだと『七海エリー』がロングレンジ化するかどうかというのはある意味賭けになりますが、ロングレンジ化することを視野に入れて記事を書いておくといいでしょう。

少しアクセスが集まるようになったら、既存のロングレンジキーワードを取り上げていようにすればいいです。

スモールな関連キーワード郡で脇を固める

また、既存のロングレンジキーワードをメインキーワードにする場合は、ニッチキーワードやトレンドキーワードのような関連キーワードを組み合わせることでも上位表示を取りにいきやすくなります。

要は、既存のロングレンジだけでは勝てないので、ニッチキーワードを絡めた複数語で上位表示が狙えるということですね。

 

ここでのポイントは、そのメインキーワードのネタで、複数の関連キーワードで脇を固めることです。

花火大会 東京 穴場

という記事を書いたのなら

花火大会 大阪 穴場
花火大会 福岡 穴場

も書くなど、メインキーワードに対して関連キーワードを水平展開した形でいくつも記事を投下しておきます。

そうすることで、検索エンジンに『このサイトは『花火大会』に関することが詳しく書かれているのだな』と評価されることになり、上位表示を獲得しやすくなります。

ロングレンジとショートレンジをバランス良く投入する

ロングレンジキーワードは効果的に爆発を起こしにくいので、これだけだとブログの成長スピードが遅くなってしまう傾向があります。

ですので、ショートレンジも時々投下して、記事の爆発も狙っていくといいですね。

そうすることで、サイト全体のSEOが強化されるのが早まり、ロングレンジの記事も上位表示しやすくなっていきます。

また、ロングレンジの記事でサイトの土台固めをしておくと、爆発が過ぎ去ったあとのアクセスの激減を食い止めることができます。

ロングレンジとショートレンジの相乗効果で、SEOを強くしていくのが最も効果的です。

■□ロングとショートの相乗効果

ショートレンジによる『爆発』はロングレンジの土台に支えられる
ロングレンジはショートレンジの爆発によって底上げされる

テーマに特化した専門性の高いブログとの相性が良い

ロングレンジキーワードは、ノージャンルのごちゃまぜブログよりも、サイトコンセプトを絞ったテーマ性のある専門サイトとの相性が非常に良いです。

なぜなら、上位表示しにくい既存のロングレンジキーワードでも、そのサイトが伝えていることが明確ならば検索エンジンの評価が高いため、通常より上位表示しやすくなるからです。

また、ロングレンジ記事は比較的最初から資産化を見越して書かれているため、記事も質の高いものになりやすく、これも検索エンジンの評価を得る一因になります。

逆にいうと、ロングレンジキーワードで内容の薄いペラペラな記事を量産するのは効率が悪いということですね。
ショートレンジならば一時のアクセスが取れればいいので多少質が落ちてもいいですが。

まとめ

今回はブログを自動販売機のごとく安定資産化するロングレンジキーワードについて解説しました。

たとえショートレンジキーワードのみで爆発を狙って即効で10万円を達成するとしても、ロングレンジ記事でしっかりブログの底上げもしておけば、爆発後のアクセス激減を食い止めることができます。

要するに、両方をバランス良く使っていくのが効率的だということです。

ショートレンジやミドルレンジについてはこちらも参考にしてみてくださいね。

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