ネットビジネスで成果を出していくためには(ビジネスに限らず何事も)、アウトプットが非常に重要なのですが、アウトプットが苦手だ、シンドイと思っている人は意外に多いようです。

そこで、アウトプットが必要だと分かっているのになぜアウトプット不良になるのか、苦手意識を克服しアウトプット力を鍛えるにはどうしたらよいかを考察してみたいと思います。

REF:ネットビジネスにおけるインプットとアウトプットの関係と理想的なバランス比

 

アウトプットが苦手と感じるのは何故か

アウトプットがシンドイと思う主な原因

アウトプットが習慣化されていない

アウトプットがしんどいと思うのは、単にが習慣化されていないということが挙げられます。

アウトプットは基本的に労力やエネルギーを使うので、習慣化されてないと一つ一つのアウトプットがものすごい億劫で面倒くさいものに感じられそこにかかる精神的な負担が最大になってしまうんですね。

『筋トレ』と原理は同じです。
習慣化されていないとめちゃくちゃキツイですが、毎日やっているとだんだんそうでもなくなってきますよね。
慣れてくると『やらないと気持ち悪い』のレベルにまで昇華させることができるのが習慣化のすごいところです。

習慣化は労力を最小にする最強の武器です。
0→1よりも、100→101なのがラクなのは当然です。

考えすぎてしまう

特に内向性の強い人はこだわりが強いためか、アウトプットが苦手だと感じる傾向にあるようです。

このタイプの人は、インプットや思考を十分に重ねて咀嚼してからアウトプットしたいと考えています。
物事を消化不良のまま外に出すことを良しとしていません。

逆にいうと、このタイプの人はインプットする外部情報に対する感度が強く、情報の咀嚼の質が高い傾向があるのですが、いかんせん納得のいくまで推敲しているためアウトプットが一歩出遅れることが多いようです。

そうしているうちに、『自分は情報を吐き出すのが遅い→アウトプットが苦手』と考える傾向があります。

他人の考えを吸収できない

他人の考えや意見を受け入れられず、視野が狭くなっている場合もアウトプットがシンドイと感じるケースが多いようです。

他人の意見を聞けない、ということはインプットの量が極端に減ってしまいます。

別に人の意見を聞かなくても自分の意見を持っていればアウトプットできるのでは?と思うかもしれませんが、自分の体験や思考だけでは非常にものの見方が狭いため、アウトプットのネタがすぐに尽きてしまいますw

自分の意見を持つことは大切ですが、そこに固執するのでなく、他人の意見を聞いてその差異を検討してみたり、他人の体験を自分の体験と照らしあわせて共通点を見つけたりという作業を頭の中で行うからこそ、物事の真実の姿が明確になり、より濃いアウトプットができるのです。

他人の目を気にしすぎる

『自分がこんなこと言ったらどう思われるだろうか・・』
『自分なんかが情報を発信していいのか・・』

こういう気持ちが強すぎて、アウトプットの足かせになっているケースです。

自分の発信するモノを他人がどう感じるか、と想像力を働かせることはは情報発信者として必要な感性なのですが(=メタ認知力)、これが過剰に行き過ぎるとそれが『恐れ』や『不安』といったネガティブな感情と結びついてしまい、結果アウトプット不良になってしまうことがあります。

これに陥っている人は、アウトプットをもっとロジカルに考える必要があります。
『反応』を得ることができれば、それは良質な『インプット』になるのですから、他人の反応というのはどのようなものであれ、以降のアウトプットのブラッシュアップの素材になっていくのです。

インプットしていない

夏休みの宿題の読書感想文で、夏休みが終わるギリギリになってから取り掛かろうとした時、真っ白の原稿用紙を前に全く筆が進まない・・という経験はありませんでしたか(笑)

その時おそらく、『ヤバイ!とにかく仕上げなければ!』とロクに本も読まずに書こうとしていたのではないでしょうか。

当然、本を読んでいなければ『感想文』を書くことができないのと同じように、情報をインプットしていなければアウトプットすることはできません。

公式を覚えていないのに数学の問題はおそらく解けないでしょう。
ピアノが弾けないのに人にピアノを教えることもできないですね。

従って、アウトプットが出来ないというのは単にインプット不足である可能性もあります。

結局『アウトプット不良』の正体とは

アウトプットするには、インプットした情報を頭の中で『咀嚼』する作業が必要です。

『咀嚼』を分解すると、このような流れになっています。

理解→整理→加工→再構築

つまり、インプットした情報をまず理解し、それを整理・分類し、それについての加工(思考)を加え、自分の体験や感覚といったリソースを介して再構築し、出来上がったものをアウトプットしている、ということです。

アウトプット,苦手

 

この流れがスムーズでないときに、アウトプット不良が引き起こされます。

インプットしてないければそもそも素材が足りないですし、他人の考えを吸収できなければものの見方が狭いため思考パターンが一辺倒になり加工の段階でつまずきます。

アウトプットにネガティブ感情を持っていると、自分の体験や感覚というリソースを引き出すことができす再構築がうまくいかないですし、考えすぎの人はこの工程を行ったり来たりしていて時間ばかりが過ぎてしまうこともあるでしょう。

また、習慣化されてないということは、入力から出力の一連の流れがスムーズでないということですよね。

つまり、アウトプットするということは、入ってきた情報の咀嚼をいかにスムーズに処理できるかどうか、ということなのです。

苦手意識を克服してアウトプット力を鍛える4つの方法

1. アウトプットする前提でインプットする

インプットはなんとなくするのでなく、アウトプットに必要な情報を取り入れるということ意識して行うようにします。
つまり、アウトプットすることを前提としてインプットを行うのです。

誰かにそれを教えるために情報を仕入れるという感覚でインプットを行うとやりやすいと思います。

同時にその過程で『理解→整理→加工→再構築』を意識していきます。

『この情報はどういうふうに伝えたらもっと分かりやすいかな』
『そうだ、あのことを引き合いに出したらいいかもしれない・・!』

などと、インプットしながら、その情報が自分の中にある引き出しにある体験やイメージと結びついていく感覚が得られれば、かなりアウトプットしやすくなります。

2. 自分の思考を紙に書き出す

情報をインプットしたら、すぐに自分の思考を紙に『手書き』で書きだしてみるのも有効です。
これは『すぐに』というのがポイントです。

なぜなら、情報に触れたときに自分の中に何かしら湧き上がった『フィーリング』を逃さずキャッチすることができるからです。
この『自分の中から出てきた一瞬のフィーリング』は何よりも美味しいアウトプットのネタになります。

時間がたってしまうとこの感覚は薄れてしまい、情報が自分の中で陳腐化してしまうので、新鮮なうちにすぐに吐き出してしまうのがいいです。

また、紙に書き出すことによってインプットした情報の断片を『整理』することができるので、その後の『加工→再構築』の時短にもなります。

特に、アウトプット不良の原因が『考えすぎ』に当てはまると思ったら、ぜひブレインダンプをやってみてください。

私もこのタイプですが、この方法で大幅に時短を実現することができるようになりましたw

3. ブレインストーミングする

何人かでブレインストーミングすることも非常にアウトプット力が鍛えられます。

ブレインストーミング(ブレスト)は、集団でアイデアを出しあうことで意見の連鎖反応や発想を誘発するという思考法の手法ですが、『評価』『批判』『判断』は行わないのが特徴です。

そしてアウトプットの『質』よりも『量』を重視させ、基本自由でどんな意見でも歓迎するルールがあります。

これによって、『理解→整理→加工→再構築』の一連の情報の咀嚼が活性化されていきます。

特に、『他人の考えを吸収出来ない』タイプの人はブレストによって強制的に吸収させられますし、『他人の目を気にしすぎ』の人はアウトプットの『恐れ』や『不安』が払拭されていくので、非常に効果的です。

4. アウトプットを習慣化

日頃からアウトプットをすることを心がけていきましょう。
習慣化は『入力→情報の咀嚼→出力』の一連の流れのパイプを太くすることです。

具体的にはどんなアウトプットでも良いと思います。

ブログを書いたりメルマガを書いたりというのは、ビジネスに取り組んでいれば行っていると思いますが、その他にも普段から、

というのを習慣にしていくといいです。

そうすることで、アウトプットの『筋トレ』ができ、感覚的な労力を最小に抑えることができるのです。